とある時代、とんでもない日記。

進化しよう

われわれは前の世代をこえなくっちゃいけないんだよ

おんなじだったらそりゃむしろ退化だ。むしろこえたくらいでは等価だおんなじすごさだ。

後進のほうが人類はすぐれているの。それが現状文明と文化が不可逆性をもつ以上、仕方ないの。一年単位、まあ突き詰めれば一日単位だけど、ざっくりと世代的に捉えれば、そりゃ、そうなの。

いまのうえのバケモンたちより私たちはもっとすすんでいてめぐまれていて好条件でスタートしている、上にとっては、新人類のはずなの。

とめちゃだめだよ、進化をぜったいとめてはだめ。

ここで私たちがこえられなくては、いずれ来る自分たちよりずっと優秀な新人類たちが、進化できなくなりますから。

だから進化を続けましょうね。

きっとそれは、てんたかくとどく。

けっきょく最後は自分自身のもっともだいじにいだくこと、

私の場合はぞくっとする圧倒性を、

美、を、

うつくしさ、を

……けれどもそれは真善美のみな意見が一致するところですのだ。

お互い苦い顔でさあ、あんたの価値観なんか理解もできないねって、

顔しかめて、科学も宗教も芸術もさ、

なんもかんも、べつなのに、

ほら進化しよう、って意思はみなおなじだろう？

すごいねえ。すごいねえ。

それはやはり神が人間をそうつくったのでは？　と思わざるをえないくらいの奇跡でさ、

きもちやしそうしんじょうなど、なんであれ、

けっきょくは、進化しよう。そう、なり、ます、でしょ。

うん。だからね。

進化しよう。進化しようね。

私のことまったく理解できなくとも、

私がまったく理解できなくても。

進化、しよう。