【新アイドルss】プリンセススターズ

@primas_1

志幡涼香

涼香「アイドルになりました、志幡涼香と申します。これからよろしくお願いします」


氷華「志幡涼香さんかー、28歳って……778プロ最年長じゃない?」

ゆみみ「あ、ほんとだ〜☆めっちゃお姉さんじゃん!」

氷華「めっちゃって程でもないけどね〜?たったの2歳じゃん」

ゆみみ「コラ☆…ちょっと黙ろうか?」

氷華「いや〜ん、ゆみみんこっわーい」

恵美「あの〜〜……」

ゆみみ「ん?どしたの恵美」

恵美「今晩、涼香さんを誘って呑みに行きませんか?」

氷華「おっ、いいわね〜!それにしても恵美さんから誘うなんて珍しいね?」

ゆみみ「あ〜っ、新しいアイドルが入ってきて、ワクワクしてるんだなっ?」

恵美「え、ええ…まぁ、そうですね…」

氷華「よ〜っし、そうと決まれば、優子と聖と京子も誘って行こーうっ!」



優子「なるほど…良い案ですね。私は大丈夫です」

京子「私も、大賛成です〜♪」

聖「はあ…アンタ達今日も飲むの?ここ最近ずっと居酒屋行ってるじゃない」

ゆみみ「は、ははは……まあ今日はさ、特別じゃん?ね?お願い聖〜っ♡」

聖「…チッ。仕方ないわね、付き合ってあげるわよ」

ゆみみ「やったー!」

氷華「お色気作戦かぁ〜」

ゆみみ「おい、今誰がお色気とか言った?」

恵美「では、涼香さんに声をかけましょうか」

京子「ふふ、新たなアイドルの方と早速お話なんて、とっても楽しみです♪」


優子「あの、涼香さん」

涼香「ん、どうした」

優子「今日の夜って空いてますか…?」

涼香「夜…、空いていたらどうするんだ?」

ゆみみ「う、うわ〜すげ〜……涼香さん、オーラパネェな」

京子「とってもカッコイイですね〜」

氷華「私達、今からあのお方と呑みに行くの……?」

ゆみみ「ひぃ…緊張する…」

聖「アンタ達、人の影に隠れてボソボソ話すな」

優子「あ、あの…えっと…」

涼香「…?」

ゆみみ「優子、新アイドルのオーラに圧倒されております」

聖「実況を始めるな。はぁ…志幡涼香さん、って言ったかしら?今日の夜、よかったら私達7人で飲みに行かないかしら?」

涼香「飲みに…?何故私を誘うんだ?」

京子「新たに778プロに加わったアイドルですし、早めに親睦を深めて起きたいと思いまして♪それに私達、大人仲間ですしね」

涼香「…なるほどな。わかった。行くよ」

氷華「おお!」

ゆみみ「よっしゃー!じゃあじゃあ、早速いつもの居酒屋へレッツゴー!」

聖「はあ……さっきまで人の影に隠れて緊張する、なんて言ってたくせにね」



【居酒屋】


ゆみみ「ぷはーーっっ!!!やっぱ酒は美味いなあ〜〜〜〜!!!」

氷華「いい飲みっぷりねぇゆみみ〜」

ゆみみ「うわっ!氷華の息酒臭ぇ〜〜!」

恵美「聖しゃぁん聞いて下さいよぉ〜………」

京子「あらあら恵美さん、今日も一番乗りですねぇ」

聖「この中に恵美より先に酔った人いないもの」

涼香「……………」

優子「あの…涼香さんは飲まれないのですか…?」

涼香「あ、あぁ…私は遠慮しておく。洲崎さんこそ飲まないのか」

優子「いえ、私も飲むときは飲むんですけどね」

涼香「私に気を遣う必要はない、飲みたければ飲むといい」

優子「あ…逆に気を遣わせてしまいましたね…。…それでは飲ませていただきますね」

涼香「あぁ」

ゆみみ「だからーー!ゆみみはさー、16歳なんだってばー」

涼香「……は…?」

氷華「んーもーわかったわかった、16歳ねーえらいねー」

ゆみみ「てきとーにあしらうなー!刹那ちゃんにチクるぞーー!」

氷華「いいもーん刹那ちゃんは私の味方だもーん」

涼香「16歳…?」

京子「おやおや〜、涼香先生、どうなさいました〜?」

涼香「あのピンク髪はいくつだ?」

京子「あぁ〜、彼女は26歳ですよ〜〜。涼香先生の2つ下になりますね〜」

ゆみみ「こらー!京子ぉ〜〜〜ゆみみは16歳だぞ〜〜っ!」

涼香「…流石に無理があるんじゃないか?」

ゆみみ「ゑ」

涼香「天使さんからは女子高生らしい若々しさがあまり感じられない。流石に16歳は鯖を読みすぎだろう。せいぜい20歳だ」

ゆみみ「う…うう」

聖「うんうん」

恵美「ひじりしゃ〜〜〜〜ん」

聖「うるさい」

氷華「はっはっは!ゆみみいわれてやーんの!先生である涼香さんがそう言ってんだから間違いないわ!」

ゆみみ「うぅ〜〜〜〜〜〜〜………!!!!!いいよ!!!まっ、まだゆみみを16歳だと信じてくれてる子、い、いるし!!」

涼香「それはおそらく気を遣われているんだ。近くで肌をみるとよく…」

ゆみみ「ススススストーーップ!さっ、流石にこれ以上近づくのは駄目だって……涼香さん距離感なさすぎ!」

涼香「あ、ああ…悪い」

京子「涼香先生、この空気に馴染んできましたね〜♪」

涼香「…?そう見えるか?」

優子「ふふ、楽しそうですよぉ」

涼香「……。確かに楽しいかもしれないな。…少しは」

京子「ほらほら、まだまだ夜は続きますから、涼香先生もどうぞ〜…♪」

涼香「あっ…私、酒は弱いんだ…‼」

優子「だから断ってたんですね。大丈夫ですよ。このメンバーでお酒に強いのって京子さんと聖さんくらいですから」

涼香「そうか。…せっかくの機会だしな。少しだけ頂こう」

京子「はい、どんどんどうぞ〜♪」


【778プロ】

涼香「…頭が痛い。昨日のことが思い出せないが、あの後何かしたかな…」

ゆみみ「〜〜♪」

涼香「…あ、ゆみみ」

ゆみみ「…………っ!?りょ、涼香センセイ!!!」

京子「おや、涼香先生〜!昨日はと〜っても勉強になりました〜♪何せ私はそっちの化学知識は全くなくて…」

涼香「……は?」

ゆみみ「じゅ、16歳にはちょっと刺激が強かったっていうか…はは」

京子「も〜、ゆみみさんはピュアなんですね♪」

涼香「………待て。私、何かしたか?」

京子「うふふ、なんでもありませんよ♪それでは私はレッスンがありますので〜」

ゆみみ「ゆみみも退散〜…」

涼香「おい!教え……私、何をしたんだ…!!!」

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