第89話 ある子供について

私の息子の友達に、スポーツ万能な子がいる。さらに息子に聞くと勉強もよくできるらしくクラスでは常に上位らしいです。


ある土曜日に、私の息子はその子と遊んでいたそうです。いつもだとおやつの時間になれば、一度帰宅する、お菓子バカの息子ですが、その日は帰宅してきませんでした。夕方になり、その旨を確認すると、そのスポーツ万能な子が、駄菓子屋さんでお菓子を買い、みんなに配ったそうです。金額は合計ではあるが1000円くらい使ったそうだ。


小学生の小遣いで1000円とは?多くないかい?一度に使う金額としては。


でも、その子の家は共働き、しかも土日に仕事することも多い。なので子供にはたくさんお金を渡していると思われる。


子供ながらにして、私の息子のこころを買収するとは、けしからん。

いい大人にならないであろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る