第47話 無事故で運転

仕事がら車の運転をすることが多いです。車の運転をするということは、事故が起きます。今まで、入院レベルの大きな事故は起こしていませんが、ぶつけたことがあり大変だったことを覚えています。しかし、弊社の営業マンは運転免許が無いので事故とは何かを考えたことがないような気がします。仕事中に交通事故を起こしてしまうと、始末書や事故報告書を提出しないといけないので面倒です。毎日、事故を起こさないように運転を心掛けています。

 以前、勤めていた会社ではハイエースを社用車としていました。駐車場は会社の2階となっており、とても急なスロープで登っていきます。そのスロープも狭い、ギリギリな感じです。雨の日なんかはキュルキュル音がよく聞こえます。さらに問題があり、2階の駐車場が非常に狭い。あの大きなハイエースをテトリスのように駐車していくのです。一応、順番もあります。自分の車を出す時に、奥の方に移動させられ駐車してあれば、出すだけでも地獄です。30分以上は要します。なぜなら数台を一旦、会社の外に出さなければいけないのです。ものすごいストレスでした。さらに大きな問題があり、2階へ上がるスロープは前進で上がって行くが、逆に出す時は、バックで出さなければなりません。狭いのでよくサイドを擦っています。このような傷などの事故が起きると朝礼で、「運転には注意しましょう。」と言っているが、私は思った「一番、事故等の起きているのは駐車場でしょ。」と。もう退職した会社なのでどうでもいいことですがね。

あっ、思い出した。過去にレンタカーを借りた時、不注意で電柱にぶつかり傷をつけてしまったことがある。その時は、免責をカバーする保険への加入を忘れていた為に、免責費用として2万円を自腹でレンタカー会社に支払った。これらを上司に報告し、始末書を提出した。だが、始末書を提出したところで会社がこの2万円を保証してくれるわけではなく、ただの自腹だった。自腹だし、始末書も書くことなりかなり損をした気分になった。いけないことかもしれないが、言わなければよかったと思っている。

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