第4話

ヒモにはなりたくない。そもそもヒモになれるわけないのだ。女のヒモなど聞いた事がない。普通に主婦だろう。ヒモになりたくないので私が存在できる職場を探すのだが、書いてる間もあなたに向いてる仕事なんてないわよと外で声がするほど嫌われてるのだが。そこまで嫌われる人ってやっぱり私しか居ないのではないか。


ヒモになりたくないで思いつくのが家政婦であるが、家政婦は気が利かないとなれない。なるのは簡単でもすぐクビだ。これは掃除のバイトも同じである。


気が効かなくて家政婦的な何かになれるとしたら、留守番である。コンビニでスイーツなんかを買って来てお茶を入れて飲んで帰りを待ってる。帰る5分前には姿を消す、のは気を利かせる事になるのでいつも人気がない離れの番か、牛小屋の番がいい。

目的は防犯ではなくて、何となく人気があった方がいいからという理由で。

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