エンジン
高架下に張られたフェンスが、強風で軋んで音を立てる。エンジン音と混ざって摩擦の音。君は嫌いだろう。新たな言葉を作ることは難しく、沈黙は容易い。誰にも言えない感情が君から消えないということを、君は隠し通すべきではない。来年の春から頑張ります、努力をすることができます。君は、そのままでいてください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます