第355話 自分の子どもの頃の泣き声とは何か


自分の子どもの頃の泣き声とは何か。大人になってから泣いているときに、比較のために同時に思い出している泣き声。


大人になってから泣いているときとは何か。我慢しようと思えば我慢できるけれど、声を出して泣いた方がメンタル的に良さそうだと思い、一人になってから泣いていること。


比較のために同時に思い出している泣き声とは何か。大人になってから泣いているときに、子どもの頃はどんな理由で泣いていただろうかと思い出すために、場面を再現すると聞こえてくる泣き声。


子どもの頃はどんな理由で泣いていただろうかとは何か。子どもの頃は理不尽に感じることの理由が分からなくて泣いていたけれど、その後理由について考えたものや、今になっても理由が分からないものがあるということ。


今になっても理由が分からないものとは何か。子どもの頃にもそのことで泣いたけれど、大人になってからもそのことで泣いているということ。


子どもの頃には起こらなかったことで泣くとは何か。今泣いている声を、後から思い出して泣くことはあるか分からないことで、泣いているということ。

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