第156話 余計なことを考えるとは何か

余計なことを考えるとは何か。一日に、自分の頭の中で解決している問題の数が多すぎるということ。


余計なことを考えていないとは何か。自分の頭の中で解決している問題の数が、適正だということ。


何も考えていないとは何か。一日に、自分の頭の中で、一つも問題を解決していないということ。


自分の頭の中で解決している問題の数が、少なすぎるとは何か。もっと問題を解決する余裕があるけれど、もう解決すべき問題がないこと。


自分の頭の中で解決している問題の数が、多すぎるとは何か。能力を使い切るまで、問題を探して解決していること。


能力を使い切るまで、問題を探して解決しているとは何か。他人に余計な問題を出されると、まずどうやって自分の余力を作るかという問題を解決し始めなければならないこと。


もっと問題を解決する余裕があるけれど、もう解決すべき問題がないとは何か。他人に余計な問題を出されると、まず相手に問題を解決する余力があるかどうかをどうやって知るかという問題を解決し始めてしまうということ。

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