秋風に起こされて

僕は彷徨う旅人

道をとぼとぼと歩いた


少し疲れたから

大きな木の下でひと眠り


けれども寝る事は出来ない


いたずら好きな秋風が

僕の頬をつねるから


秋風に文句を言っても

聞く耳さえないよ


諦めて歩く事にしよう


静かな場所を求めて


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