第6話別れの日への応援コメント
愛する人の一番ではなかったけれど、確かに娘さんにとって大切なお父さんだった。
敏夫さんは、奥さんの大事にしていたものを捨ててしまったけれども、悪い人ではないのかなと思いました。
死神に過去の映像を見せられて、驚き落胆しはしたものの、それでも怒ったり逆恨みすることはなかったのだから。ただ、やはり一番に成り得ない理由は、間違いなくそこだったのだろうなとも思います。
ああ、私もきっと嫁の一番ではないのだろう。と思うことが何度もありました。
たとえそうであっても、敏夫さんのように、ただ死ねるように居たいです。
エルザさん、死神のイメージから遠い人でした。とてもセクシー。
重いテーマ性を持った作品だからこそ、相反するキャラクターで良かったです。彼女の存在がストーリーに緩急をつけていて素晴らしいなと思いました。
テーマと反対側に居るキャラクターをテーマのど真ん中に置くという高等技術をこの短時間で見せつけられて、創作家としての意欲が湧いてきました。ありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
グラマーで生命力にあふれた死神エルザはあえて死とは対局になるキャラとして登場させました。
敏夫さんは悪気はないんですけどね。大事なものなんて人それぞれなんで、わからないですよね。
夫婦といっても他人といえば他人ですしね。
でも娘にとっては最高のお父さんだったのだと思います。
実はエルザは僕の小説「夢食みジャック」の主人公ジャック・オー・ランタンと対になっています。なので服装いがいの風貌はかなり似ています。いつか彼女たちが活躍するお話を書きたいです‼️
第6話別れの日への応援コメント
素晴らしかった。
何が大事なのかってのは、本人にしかわからないですよね。
鉄道模型を捨てられたお父さんの話とか、他人事ながら胸が痛くなります。
出来るだけ人の地雷を踏まないように、気を付けて生きていけたらと思います。
あと、死神の話といえば伊坂幸太郎先生の「死神の精度」なんかが思い浮かんでしまいますが、この物語に出てくる死神たちもいずれも魅力的ですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。人生において大事なものは人それぞれ。敏夫さんも悪意はなかったはずです。それがなんなのかは夫婦といえども他人であるとすれば、わからないですよね。
死を象徴する死神ですが、エルザは生命力にあふれたキャラクターにしました。死と対になる存在だということで。なので、彼女はいつも何かしら口にしてます。食は生の勝利ですからね。
第6話別れの日への応援コメント
いっくん大賞の感想を読んで興味がわき、こちらにお邪魔しました。
軽妙で面白かったです!
暗く沈みそうな場面も死神の明るさに照らされて、楽しく読めました。
最後に、ある人にとっては一番だったと言葉にしてくれて、良かったです。
エルザさんて必要なことしか喋ってないのに、生き生きしてキャラ立ちして見えるのが凄いです。描写が適切なんだろうな~と感心しながら読んでました。
エルザさんもバクさんも惹かれるキャラです!
エルザさんの話をもっと読みたくなりましたので、対になると書かれていた「夢食みジャック」も読んでみます。
作者からの返信
コメントありがとうございます‼️
実は原案はいっさん小牧さんなのです。テーマにそってストーリーを考えてエルザを付け足しました。死神なのに生命力にあふれた対極的なキャラとしてエルザを考えました。キャラ立ちしているという言葉はとても嬉しいです。バクも別の小説の主役をやってます。
最後まで読んでいただきありがとうございます‼️