夜道に

貴方とのことで一番覚えてるのは

一緒に帰ったこと


同じ道を話ながら帰ったこと

それが一番好きだった


休日にしか会えない私達は

毎日のことを話したり

すれ違う子供たちを可愛いと言ったり

誉めてほしい子供みたいに

自炊してるんだよだとか

外食はしないよって一生懸命話してた

そんな君は可愛くてずっと隣に居たかった


会えば自分のことをたくさん話してくれる君が好きだった

だから私たちは会わなければ駄目になってしまうのに

そんな関係なのに会えないなんて

あまりにも残酷なのではないか

過去のことなのはわかってるよ

でも割りきれないからさ

諦めの悪い私は今でも思い出すよ


毎日会えたらいいのに

会えたら頑張れるのに

会えたら分かり会えると思い込んでいる

私は諦めが悪い

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