9月3日
昼は蝉で夜は蛙
あの頃が懐かしく感じるほど
いつしか世界は秋の色
季節は巡り
時は流れ
陽はまた昇る
常に変わり続ける世界の中に
何ひとつ変わらない自分が
水に落とした一滴の油のように佇んでいた
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