能動

夜明けと共に 嫌気がさして

重い布団に 潜り込む


朝日と共に 日は差し込んで

どれだけ嫌え ど照らされる



あのとき夢見た今日は

今日も灰色で


頭巡る音たちは

いつまでも


無機質で



ねぇ

神様どうか僕に 翼をください

蛹の僕も きっと飛べるから


あぁ

そうだよどうせわかってる 翼があっても

僕は飛び立てないまま今日も 眠る。



今日は今日にしか居なくて

明日も結局は今日になる。


それでも僕は明日に恋する


今動かなければいつまで

も変わらないままと言うけど


もううるさいよ、黙っててよ。


あぁ…


あぁ

神様どうか僕に 翼をください

広げもせずに 蛹のままの


ねぇ

神様どうか僕に 勇気をください

翼はあると わかっていたんだ。


あぁ

そうだよどうせわかってる 神様なんていないから

僕は飛び立たないまま今日も 祈る。

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