砂の城

優しいあなたを


崩れそうなあなたを


守りたくて


支えたくて



あなたが


倒れそうになるたびに


折れそうになるたびに



僕は辛くて


弱くなるけど


それでもあなたを支えてたくて



あなたが


泣きそうになるたび


絶えそうになるたび



僕は脆くなって


怖くなって


それでもあなたを守りたくて



それはきっと


あなたが僕の


真ん中だから。




あなたのほうが強いのかも


僕はどうしても泣き虫だから


臆病だから


僕の真ん中に


いててほしいから



あなたに泣いててほしくないんだ


あなたのために、笑って欲しんだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る