『銃と魔法とポストアポカリプス。』設定資料集

ポチ吉

登場人物一覧・主要メンバー

 『銃と魔法とポストアポカリプス。』の主要登場人物一覧。

 その他と比べると、裏話や、プロフィールがやや詳細……だと思われる。






 名前:ケイジ 性別:男 年齢:17 種族:人間 職業:蛮賊バンデット


 呪印:鬼の髑髏(赤を主体に角の生えた髑髏)


 装備:Bラック社製 スプリンター50M → スプリンター50Mアサルトカスタム(二部)

    ゴブルガン50口径カスタム

    レザーグローブ(砂鉄入り)


 スキル・スペル:第一部終了時点 通信コール強襲アングリフ、回復薬、煙幕スモーク、銃剣術、挑発プロヴォーク


 所属パーティ:ジャック


 本作の主人公。二つ名は特にない。敢えて言うならリトルキティ。小さい仔猫と言うには色々と無理がある系男子。

 チンピラ系主人公。

 ある日仕事の帰りに奴隷狩りにあって万歳をする嵌めになったかと思えば、開拓都市であるヴァッヘンに連れてこられた少年。

 その、売り込みの試合でゴブリンに噛み付いたりした結果、騎士ギルドと神官ギルド、錬金術師ギルドから拒否されたので、仕方なく蛮賊ギルドに入った。蛮族じゃないよ。蛮賊だよ。

 拒否されて居なかった場合、体格に優れるガララを騎士にして自分は神官になるつもりだったらしい。

 住んでいた田舎のシェルターでは解体屋の職業についていたので、変異生物、亜人、暴走機械に関しては一定の知識を持って居る。仕留めた獲物から弾を抜くのは割と得意。キャンプ中は仕留めた変異生物を解体して食料の足しにしたりしている。

 戦闘スタイルは蛮賊らしく瞬間火力に頼んだり、銃社会では経験が不足する近接戦闘を敢えて使うことで格上に喰らい付いて行く。

 銃は鈍器です。殴って壊れるのは根性が無いからです。そんな感じ。

 おとんは亡国の近衛隊長、おかんは亡国の皇妹。つまりは皇位継承権もち。もちもち。だからおとんに「無暗に種を撒くな」と言われている。

 少し夢見がちな母親により「お国再興の為に戦うのですよ」と育てられる。

 そして現実見えてるおとんからある程度の近接戦闘のノウハウや銃の扱いを教えられた後、「仄火皇国再興に手を貸す場合、お家騒動になるから絶対に自分の身分を明かすな」と念を押される。

 本人的にも性格的に向いていないし、それ用に造られていないので、その気は無い。

 趣味はおとんの影響で映画鑑賞。分かりやすい作品が好き。

 バンデット・バニースターズの二軍、五番バッター。

 謎のヒーロー、バンデットマンとの関係は中の人(中の人などいない)。





 名前:ガララ 性別:男 年齢:17 種族:リザードマン 職業:盗賊シーフ


 呪印:影に沈むリザードマン(父祖の像、ガララと同じ赤錆色の鱗を持つリザードマン)


 装備:シンドウ銃器製 アクア・ウインターモデル・シャドーカスタム

    長針


 スキル・スペル:第一部終了時点 通信コール忍び足スニーク鍵開けロックピックトラップ、ピックポケット、無音殺人術サイレントキリング


 所属パーティ:ジャック


 ケイジの相棒的存在の赤錆色の鱗を持つリザードマン。

 フレイムアイズ氏族の出身の為、眼も赤い。火竜信仰。

 種族的に体格に優れたリザードマンの中でも体格が良い二メートル越えさん。体格だけなら間違いなく職業適性は騎士。

 が、先天的か後天的か、盗賊に最も必要な『気配を消す』ことが出来たので、盗賊にも十分以上の適性があった。

 売り込みの試合でエルフを投げると言う行為を行ったのと、リザードマンと言う種族から騎士ギルドと神官ギルドから拒絶され、ケイジとの話し合いの結果、盗賊になった。上述の様に才能はあったので問題無し。拒否されなかった場合は騎士になっていただろう。

 半商半戦士と言う家の生まれ。地方だと独自言語しかしゃべれないリザードマンが多い中、ヴァッヘンに来る前からカタコト気味でも共通語が話せたのはそのせい。

 兄弟は結構多いらしい。

 戦闘スタイルは影からの奇襲を好み、正面からの撃ち合いを嫌う傾向がある。後は敵の武器、弾薬をすったり、入れ替えたり、ポケットにグレネードを入れたりするのも好き。

 貴方が盗られたのはこの武器? そう。戦場で武器を手放したなら死んでね。そんな感じ。

 好きな女性のタイプは寒色系の鱗をした小柄な子。

 リザードマンの求婚である唄は中の下くらい。あんまりうまくない。良い声は出るけど、ちょっとリズム感が……お亡くなりになってますね、コレは。

 香辛料いっぱい使った料理が好き。逆に和食の様な繊細な味は嫌い。これはリザードマン全体に当てはまる傾向でもある。

 シーフ・スネークマンズの二軍、一番バッター。

 謎のヒーロー、シーフマンとの関係は近所に住んでる兄の嫁の夫の弟。





 名前:リコ 性別:女 年齢:17 種族:ダークエルフ 職業:暗黒騎士ヴェノム


 呪印:毒の涙を流して燃えるスカルヘルム


 装備:R.U.R.U.R製 機械手甲ローズ弐型

    シュプリッツェ工房 ギースカンネ(ガララのお古のSMG)


 スキル・スペル:第一部終了時点 通信コール火炎放射フレイムスロアー胡椒煙幕ペッパーガス、ガス耐性、粘性燃料スライムオイル盾撃シールドバッシュ


 所属パーティ:ジャック


 銀髪褐色肌金眼のダークエルフのお嬢さん。

 ケイジやガララとは違って、自分の意志でヴァッヘンに来たらしい。

 そして殺し方がエグくて女性が少ない暗黒騎士に自分からなる程度にはどこかがおかしい。それは先天的なモノか、後天的なモノなのか……。

 燃え残ったり、溶け残ったモノ。歯、骨、などを好んで集める趣味がある。

 ダークエルフなので、混沌の神であるオルドムングを信仰している……わけでは無い。リコに言わせると「あんなのはダークエルフが考えて造った都合の良い神様」。

 そう言う割に、下手な信者よりも行動は信者らしい。何故だろう?

 家族のことはあまり話そうとしないミステリアス系女子。

 戦闘スタイルは攻撃範囲が広く、盾も持って居ることから敵を引き付けたり、我慢できずに焼いたりしている。それとケイジ、ガララに足りない決定力を持って居るので、止め要員としても活躍している。

 遅いから燃やした。わたしは悪くない(回収出来なくなった装備をみながら)。そんな感じ。

 お酒には弱い。寝る時は何か抱いて寝る癖がある。そして運転が下手なので、ハンドルを触ることは許されていない。

 ケイジから貰ったミサンガは水色で、利き腕に付けている。

 宿舎はアリアーヌ経営の女子寮。バイトで偶にアリアーヌの酒場の給仕をやる時もある。その時の制服の色は緑。

 ウッドエルフでも無いのに、ケイジと同じく最初から亜人食に抵抗が無かった。

 謎のヒーロー、ヴェノムウーマンとの関係は同声別名の同一人物。






 名前:アンナ 性別:女 年齢:18 種族:魔女種 職業:神官クレリック


 呪印:魔女の帽子が掛かった十字架


 装備:ルビーとサファイアを集積点としたカーボン製の杖

    個人工房で造られた単発式グレネードランチャー(中古)


 スキル・スペル:第一部終了時点 通信コール治癒ヒール保護ヴェール声援エールシェル浄化ピューラファイ


 所属パーティ:ジャック


 紅い右目と深い緑の左目を持つ赤髪の魔女種。

 魔女種の種族特性とも言える魔眼の効果としては『魔力の流れが見える』『動物に好かれる』と言うもの。女子寮の猫と犬はその魔眼に魅了されているので、アンナが帰ってくると全員で出迎える。戦闘中も、上手く行けば大ネズミ位なら魅了できるらしい。

 故郷の森の魔女の集落で隠れ住んでいたら変態に捕まり、捕らえられていた所をケイジ達に助けられた。

 が、信仰する月の女神ディアの教義の一つ『月が見ている(満月の)時に故郷を連れ出された場合、家族の迎えが無いと帰れない』と言うものと、その際の恩から神官が居なかったケイジ達のパーティに神官として加わった。

 一応パーティ最年長だが、発育は……。

 ケイジとガララに言わせると異常者。

 この時代では有り得ない考え方を持った少女。戦闘能力がケイジ並みに有れば勇者様。

 でも残念。戦闘能力は並の女子でしたとさ。

 戦闘スタイルは補助、回復、偶にグレネードランチャーで煙幕、胡椒煙幕、ただのグレネードなどを撃ち込んだりしてる。ケイジ達が動いて攻めるタイプなので、結構走らされてはいるし、銃撃も普通に喰らってる。殻のスペルを取るまでは結構怪我をしていたりもする。

 レサトにやたら懐かれているのは、魔眼のせいかどうか……それは分からない。

 ケイジから貰ったミサンガは白で利き腕に付けている。

 リコと同じく宿舎はアリアーヌ経営の女子寮。バイトで偶にアリアーヌの酒場の給仕をやる時の制服の色はオレンジ。

 謎のヒーロー、クレリックウーマンは存在しないので無関係。








 名前:レサト 性別:― 年齢:― 種族:自動戦車オートタンク 職業:―


 呪印:―


 装備:鋏、尻尾、SMG


 スキル・スペル:通信コール(受信のみ)


 所属パーティ:ジャック


 旧時代末期のサソリを模した軍用自動戦車。

 多脚戦車の走破性と闇に溶けるボディ、高い静穏性での潜入、斥候任務様に開発された。

 正式名称は『東部解体戦線突撃部隊所属・第五世代自律兵器・暗鋼くらがね』。

 因みに作中人物は誰も知らない。

 開発当時、既に暴走機械との戦争状態だったことから……と、言うか自律兵器の構想自体が彼等に対抗する為のものの為、無線通信は詰んでおらず、代わりに生体脳を積んで『魔法が使える機械』とすることにより通信コールの呪文を使うことで人の側に立っている。

 尚、当時の技術だと生体脳だけでは要求するスペックに届かなかった為、同時に機械脳も積んで居るので、有線接続で暴走機械に繋がると、汚染され人類の敵となる。次の世代では生体脳だけで造ることでこの問題を解決するつもりだったようだ。

 第五世代のコンセプトは『魔法が使える機械』。

 あくまでも、まだ機械なのである。

 命令者の順位付けはケイジ>アンナ>リコ=ガララ。

 ロイを舐めているのは、この順位の中に居ないから。でも誰も気が付かないのでロイの登録はされない。因みに、はたから見るとアンナ>リコ=ガララ=ケイジに見える。

 殻の中に収納スペースがあり、結構色々としまっている。パーティの財布とか、クレヨンとか、画用紙とか。

 戦闘時はガララと一緒に影に潜っているか、アンナの護衛に付いている。

 そして非戦闘時はアンナに付いている。

 女子寮の犬猫がアンナの膝に座るのが許せない。でもそれなりの質量があるので自重。そんな感じ。

 鋏の刃は収納が出来るのでモノを掴むことも可能。

 クレヨンをつかんで まいにち にっきをかいている。

 えらい。







 名前:ロイ 性別:男 年齢:16 種族:獣人(鹿) 職業:魔銃使いバットガンナー


 呪印:眉間を撃ち抜かれた鹿


 装備:Mr.&Mrs.社製 R232(一部) → フィルマ社製 バィエル(二部)


 スキル・スペル:第一部終了時点 通信コール、ヴァイパー、グラスホッパー、レッドスパイラル、集中コンセントレート連射ファニング


 所属パーティ:ジャック


 鹿。

 あんなデッカイ猫いないって! → シカでした。

 細見で猫背気味の鹿の獣人。

 後輩気質で地元の先輩であるルイを追ってヴァッヘンにやって来た。

 そしてそのルイの紹介でケイジ達のパーティに加入した。後輩気質なのでケイジとガララに結構可愛がられてる(相撲部屋的な意味で)。

 戦闘スタイルは走りながら弾を曲げてのピンポイントショットなどを用いた援護。ケイジを目くらましに大きな、或いはガララの為に注意を引く一撃。それを撃つのがお仕事。

 尚、魔銃使いは攻撃力が高い方なのだが、それ以上にその弾丸の軌跡のトリックが要となる。つまり、下手な内は格好つけてリボルバーなんか使わないでオートマチックを使って手数を増やすべきなのに、何故か資金が増えてもリボルバーを使って、専用スキルのファニングを取っていた。

 ホブゴブリン戦で観戦しかできなかった悔しさから漸く恰好を付けるのを止めたが、基本的に『恰好』から入る子。そんな感じ。

 獣人的にはイケジカらしい。

 パーティで食事した後、一人でバーに行ってワンナイトラブ。そしてケイジとガララ寝ている宿に一番遅く帰って来る。そんな爛れた系後輩。

 次の春で角が抜けたら自分の角でグリップを造れないかと思って居るので、最近、角をクリームで拭いている。

 バットガンナー・グッドガイズの三軍ベンチウォーマー(あんまり積極的に参加してない)。

 謎のヒーロー、バットガンナー仮面との関係は父の父の孫。

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