第75話 K藤長官の人事権者は誰?
菅総理は臨時国会の予算委員会で日本学術会議新会員の任命拒否問題で、拒否が可能な法的根拠について『内閣法制局の了解を得た』と繰り返しました。みなさん、どう思います?
ガースーこと菅総理は自分に逆らった総務省の課長を左遷して憚らない人です。そして、内閣法制局の長官の人事も菅総理と今回の任命拒否問題でも顔を出した杉田官房副長官が握っているのです。もし法制局長官が、中曽根康弘元総理が示した『総理の任命は形式的』との判断を支持したら一体どうなるでしょう。ガースーの逆鱗に触れ、南鳥島辺りに飛ばされるかもしれませんね(笑)。
このことだけでも総理、政府サイドの論拠は崩れます。一方、中曽根元総理当時の内閣法制局の時の政府に対する矜持、立ち位置の毅然とした態度は保存された公文書から明らかになったのは皮肉なことです。やっぱり公文書は残さなければなりません。
同じ6日の予算委員会では、政府、省庁が公文書に相当な危機感をを持っていることも分かりました。舟山委員の質問に答えた西村康稔大臣がコロナ対策で集めた「御用会議」の会議内容について、記録は疑似概要で、しかも原則発言者は匿名であることに言及したからです。重ねて原則実名を求める舟山委員に対し、頑なにゼロ回答。森友・加計問題以降、公文書としての議事録作成を避け、概要で逃げる態度が伺えます。野党やマスコミにはキチンと追及してもらわないといけません。
でもって、笑えるのは総理が問題をしたのが野党の質問じゃなく、身内の自民党の質問。与党が任命拒否問題に触れないと逆に勘ぐられるとの計算だったと思いますけど、完全に裏目に出たわけです。4年前の任命の際には「推薦」の前段階で政府が「調整」という名目で学術会議側の選考に口を挟んでいたことを答弁しちゃったんです。ガースーも身内の質問 に油断したんだるうね。多分、質問も答弁も官僚が用意したものですよ。だって、スガ総理をカン総理と誤読してましたから。いくらなんでも、ご本人を目の前にして呼び間違えないですよね。共産党の小池晃書記局長は『代表質問の前提が崩れた』として衆議院から予算委員会のやり直しを求める展開に。杉田官房副長官が呼ばれるのも近いかなぁ。
録画ですけど、国会論戦は面白いですよ。特にきょうは。答弁に窮する総理に質問の度に後ろから差し出される官僚からのカンペ。見逃した方は、報ステか23を見て下さいね。全集中の呼吸で!
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