古き良き日本の家庭


闇の中でカツオが喚く

「ねえさんっ」

ねえさんはサザエ

そして今は姉弟で近親相姦の真っ最中

ねえさんの突き出した尻を無我夢中で突くカツオ

「はあはあ………ねえさあんっ」

ねえさん、というかサザエは実弟の肉棒に身体の芯から貫かれて背徳の喜びにすっかり酔いしれていた

「いくわよ」

そしてサザエが絶頂に達した

カツオはそれと同時に射精をすることに決めた

「射精をコントロールするのはなかなか難しいや、けど努力を重ねれば思ったほど難しくはないのかもしれない」

ぐったりと放心状態のサザエは障子の向こうにいる気配を察し口を開いた

「誰! あなたなの?」

障子をするすると開け姿を見せたのは意外な人物であった

「………タラちゃんですう」

タラちゃんだ

カツオは亀頭をティッシュで拭きながら答えた

「タラちゃんかあ~」

のんびり屋の本領発揮

サザエも特に興味が無かったらしく再び布団にぐったりと身を倒した

「しかし激しいセックスだったな」

カツオは僅か数分前まで行われていた性行為を回想した

タラちゃんが言った

「二人は、お洋服も着ないで、一体なにをやっていたんですかあ?」

タラちゃんもそんなことに興味を示す年頃か

カツオは訳もなく哀しくなった

「タラちゃん、ペニスって知ってる?」

きょとんとするタラちゃん

「ヒント、ちんこ!」

これにはタラちゃんもぴこんと感じるところがあったらしく

「もしかしてぼくの股から飛び出しているこのおかしな突起物ですか?」

と口を開いた

「そうよ」

ここから先は母親であるサザエの役目だった

「タラちゃんのそこにくっ付いているものは普段は主に排尿行為をするために利用していると思うの、でもやがては気付く筈、タラちゃんに備わっている雄の本能がめきめきと姿を現すのよ」

カツオも無言で頷いた

「ぼく、どうなっちゃうんですか?」

タラちゃんは不安そうだった

サザエは言った

「どうもしないわ、ただ新たなる扉を開けるだけ」

怯えるタラちゃん

ふふ、かわいいわ

カツオは背後からサザエの裸の肩にそっと手を回し言った

「それよりねえさん、もう射精から五分も経過しているよ、実の息子の性教育に熱心になるのはわかるけどこっちの方も忘れないでほしいなあ」

そう言うカツオの下腹部はすでにギンギンにいきり立っていた

「すごいわ」

サザエはそのあとに続く言葉が見当たらなかった

カツオは不敵に笑った


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