追加攻撃
死体に
追加攻撃を与えることにした
おれの意思だ
きみの意思ではない
ましてやポテトチップスからの命令なんかではない
右から左へと駆け抜ける衝撃に
死体はもはや物質であることを保てない
そしてその死体はお前だった
自己紹介なんて必要無い
何故ならお前はもう死んでいて
この世界の用済みだったから
そのような極めて明快な答えに頷く他無い
「ああそうですか」
お前は言った
「そうなんですよ」
おれは言った
それでおしまいだ
何もかもを放ったらかしにして
一秒でも早くさよならすることをおすすめするよ
何故ならこの世界は下らない
冷蔵庫に喧嘩をふっかけたら全自動爆破装置を作動させてシュークリームと一緒に全方向に飛び散ろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます