暗殺


部屋で

ひとりぼっち

仕方がないから

お前を殺すことにした

薄い壁一枚を隔て

わたしは本物の殺人者になるらしい

刺殺された髪の長いくだらない人形

こちらの意思でどうしようと勝手だろう

理由はいつも最後に添えられる

どうしてそうなったのかなんて誰にも説明は出来ない

わたしに今、必要なものは不必要なことだけだろう


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