第16話 風に流す、海に委ねる
言葉を風に流す
語られた物語は
風に溶けて消えてゆく
言葉をビンに詰めて
岸辺より海に
見知らぬ土地でビンは開かれて
その人へと物語を語りかける
物語の作者には届かない
でも
どこかで
-あとがきのようなもの-
物語との出会い、言葉との出会いは一期一会です。
ある方のコラムを見て、
その時、海にビン詰めの手紙を流す光景が見えたような気がしたのですね。
自分は何かを残したい、見てもらいたい気持ちが強いのではないかと思います。
でも同じくらい、縁があって目にしてくれた人だけが見てくれればそれでいいとも思っています。
だから以前書いた
風に流すように書けばいいと書いたりしたのですね(笑)
残す価値があるとその人が感じたなら自然に残る。
そんなものかなと、風に流すようにネットに言葉を流している感覚でした。
でも、今回思いついた手紙の入ったビン詰めを海へと流し、自分以外の手に委ねるのも良いですね♪
縁があって、ビン詰めを見つけた人が開いて、その手紙を読んで楽しめる。
それも面白いなと思いました♪
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