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    はじめまして。
    あさぎ かな様のアート作品のところで拝見しまして。
    私自身海に潜るので、興味を持って訪れました。
    中盤から……おおっと展開が、潮目変わるかのように。
    夜光虫の少ないというのもキラキラ(夫婦の未来)が無い感じで、私にとってマニアック視点で作品に添っていると感じました。
    ラストの沈み込み、暗い海中に揺れる静寂かつ不協和音を奏でる余韻がとても素晴らしいです。

    作者からの返信

    蜂蜜ひみつ様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    なんと、ダイバーさん(?)ですか! 私自身はお試しダイビングで挫折したクチなのですが、海の中を想像しながら書いてみました。
    「潮目」については、まさにこの作品に込めたかったポイントなので、汲み取っていただけて嬉しいです! ありがとうございます!

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    昏い海のイメージが思い浮かぶような、格調高く美しい文章でした。何が起きたのか、膨らんでゆく不穏な気配、想像を巡らせるラストも余韻があって良かったです。

    作者からの返信

    神崎あきら様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    不穏さを何とか醸し出そうと苦心した作品でした。余韻もお楽しみいただけたようで何よりです。ありがとうございました!

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    海に身を任せてたゆかう。。かつての女性への想い。。詩的なイメージが、湧きました。

    作者からの返信

    京塚浩一様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    詩的な世界観を意識していましたので、そのように感じ取っていただけて嬉しいです。お読みいただきありがとうございました!

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    主人公が真っ暗で視界のない無音の海中を求める理由。
    それがストーリーを進めるにつれ次第に明らかになっていく。
    懺悔。読み手は主人公にそれを求めないだろう。
    どちらかといえば同情を抱く。
    裏切りに怒りを覚えて当然だろう。
    それが熾火のように残り続けても。
    けれど主人公は自戒している。
    結果は完全に自分に起因していると。
    もしかするとそれは究極の愛かもしれない。
    しかしそれを肯定しきれない自分も内面に存在している。
    だから暗い海の底に彼は何かを求めている。
    決して目に見えず、音も発しない答えを。

    素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。



    作者からの返信

    那智 風太郎様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    解釈の幅を特に重視した作品だったこともあり、深く味わってくださったご様子に感激しております。彼は何を求めているのかなと、私自身も改めて考え、本作を読み返す良いきっかけになりました。ありがとうございます!

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    闇とか、無とか、何も無い物を書いて表現するのって、なかなか難しくも面白いことですよね。

    最後の、結さんが血となり肉となるのを想像って部分が好きです。

    空間の闇と、心の闇と。
    どちらが深く、どちらが暗いか、なんて野暮ですねぇ。

    また読ませてもらいます!

    作者からの返信

    ぎざ様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    実はこれ、「闇」というお題で書いたのですが、私にとってほぼ初めての短編でした。どう切り出そうか、どう締めくくろうか、悩んだ末にこうなりました。
    じっくりとお読みいただけたようで嬉しいです。ありがとうございました!

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    コメント失礼いたします。


    描写がほんとに巧みですね。僕はダイビングをしたことがないのですが、ナイトダイブングという静謐な世界を実感したような気分になりました。
    ラストの余韻のわる終わり方も個人的に好きです。
    おもしろかったです。ありがとうございます。

    作者からの返信

    烏目浩輔様、

    応援コメントどうもありがとうございます!

    私自身、ダイビングはお試し段階でうまくいかず断念したクチなので、聞いた話と想像の産物で恐縮なのですが……リアリティを感じていただけたようでよかったです。
    余韻もお楽しみいただけたようで嬉しいです。
    ☆評価にレビューまで、どうもありがとうございました!

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    愛が欲しかったのでしょうか。
    この海のように、包み込むような、抱え込まれるような、そんな愛が欲しかったのかもしれません。
    私には、そう感じられました。

    作者からの返信

    柊様、

    応援コメントどうもありがとうございます!

    この男の人となりや感情をご想像いただくことで、私の知らない新たな物語が生まれる。そんなことを夢見て書いた作品でした。
    彼が何を求めているのか、海に何を見出しているのか……思いを馳せてくださってありがとうございます!

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    ゆっくり流れる、ダイビングという趣味に沈みこんだ男のお話なのかなぁと読み始めました。しかしどんどん読み進めるうちに場面が変わっていき、リアリティのある、まるで水中で息を止めているような苦しさに襲われました。
    最後の最後、ゾクッとしました。一体主人公は何をしたのか。でもそれと同時に、水中から上がって息を吸い込んだ時のような開放感もあり、それもまた恐ろしかったです。

    作者からの返信

    本間 海鳴様、

    応援コメントどうもありがとうございます!

    ゾクッとしていただけて光栄です。
    息苦しさから楽になる感覚。なるほど、言われてみればそういう類の恐ろしさもあるよなぁと、この作品に新たな一面を見出した思いです。ありがとうございました!

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    淡々とした独り語りがとても印象に残る作品でした。面白い、と安易に表現できない奥深さがあります。

    特にラストの場面によって、全体の雰囲気が大きく変わりますね…ホラーとも取れますが、どちらかと言うと、主人公の心の闇を描いた贖罪の物語という気がしました。(うまく言えませんが💦)

    素晴らしかったです!

    作者からの返信

    Nico様、

    応援コメントどうもありがとうございます!

    奥深さと心の闇、汲み取ってくださって嬉しいです。
    特にラストには、この作品の複数の側面と想像の余地を込めたつもりでしたので、いろいろと感じ取っていただけて報われた思いです。ありがとうございました!

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    ラストシーンはサスペンスを感じました。余韻が素晴らしく上手で、読み返したくなりました。

    筆が達者で無駄のない描写にセンスを感じ憧れます。いろいろな意味で勉強させて頂きました。

    作者からの返信

    まきや様、

    応援コメントどうもありがとうございます!

    たくさんお褒めいただき、身に余る光栄でございます。
    サスペンス感と余韻は自分でも意識した部分なので、受け取っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!!


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    素晴らしい短編ありがとうございました!拝読してる間私の好きなヤプーズの【サンプルA】という曲のピアノのイントロがずっと鳴っていた気がします。昔読んで以来いつも心に残っている吉村昭さんの【夜にひらめく】という本来のドキュメンタリー形式の作風から外れた短編を思い出したりもしました。私は頭にそういうものが浮かぶ時にその作品は大概優れた作品だと認識しております。この作品はプロアマ含めて、私の既読の作品にはない、生津直さんの個性が溢れていると私は思います。無慈悲て美しい夜の海の描写にもとても心が踊りました。そしてラストに触れたのは、実は生津直さんの人間性というか、登場人物への温かさでした。それが心にしみています。僕ならあるいは、最後の一行は書けずに、そのまま主人公を水底へと沈めてしまいそうな気がしました。

    訂正 読んだのが結構前だったので💦吉村昭さんの作品は夜にひらめくではなく【闇にひらめくでした】申し訳ありません💦

    作者からの返信

    六葉翼様、

    応援コメント、そして☆評価とレビューまで、どうもありがとうございます!

    個性はどこでどうやって出せばよいのか、いやしかし出そうとして出すものでもないよなぁと常々悩んでいるので、この作品に個性を感じていただけてとても嬉しいです。

    ラストについてはやはりいろんな解釈がありそうで、こうしてご感想をお聞かせいただけるととても勉強になります!

    サンプルA、聞いてみました。この曲の独特な浮遊感は確かに、私がイメージした海中と近いものがありますね。実は今、「静かな狂気」をいかに表現するかが私の創作の課題のひとつなので、この曲の歌詞が良いお手本になりそうです☆

    吉村昭さんの作品は恥ずかしながら読んだことがないのですが、気になるので探してみます。ありがとうございます!

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    この余韻をなんと表現すれば良いのでしょう。

    無に近い空間の中で人が出来ることは、自分を顧みることだけなのかも。

    良い短編でした。

    作者からの返信

    飛鳥 休暇様

    応援コメントどうもありがとうございます!
    余韻を感じてくださって、しかもこの作品の本質的な部分を作者自身より断然巧みに言い得てくださって、ありがとうございます!!