一日目 「私、人生ってプリンだと思うんだよね」

ナツ 「ねぇねぇ、今からすごい事言っていい?」


モミジ「その前振で驚いたことないけどな」


ナツ 「私、人生ってプリンだと思うんだよね」


モミジ「……続けて」


ナツ 「だってさ、上は甘くて下はビター。まさに現在社会の縮図でしょ?」


アラレ「上が青春から大人にかけて、で下が老後ってこと?」


ナツ 「そうそう!!だから私、ぷっちんプリンは邪道だと思うんだよね」


モミジ「言わんとしてることは分かるな」


ナツ 「ねぇねぇ、すごいっしょ!?すごいっしょ!?」


アラレ「すごいと思う」


ナツ 「えへへ~」


アラレ「自分の人生は常に苦い抹茶プリンだって気づかずにその話を自慢してるところが」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る