第68話 鶏と卵ほど難しくない

 パチンコ店が世を賑やかしている。

 どっちが悪いのか?

 そんな議論があるようだが…

 開けなければ従業員を解雇せざる得ない…まぁその通りである。

 バカの屁理屈である。


 騒いでいる個人事業主にも同じことが言えるのだが。

 商売ってのは客在りきなのだ。

 パチンコ店だけじゃない。

 外食産業も性風俗も客在りきなのだ。


 営業していても行かなければ勝手に潰れるのだ。

 政府はソレを解っている。

 だから営業は自粛要請なのだ、保証金出したくなから。


 どっちが悪いか?

 間違いなく『客』である。

 営業する側に非はない。


 行かなきゃ潰れるのだ。

 叩くべきは、利用客の方であると僕は思う。


 感染者の行動履歴は公表すべきだと思うのは、政府も自粛要請に従う国民も、損をしないからだ。

 会社に行って感染した、責められない、手厚い医療を保険で受けられる。

 ラブホでデリヘルを利用して感染した、責められる、施設に隔離、治療などは保険適用外。

 公平ではないだろうか?

 こうすれば、誰も文句言わなくなると思う…人権は公平であるべきだ。

 公平には差別も区別も含まれる、皆、そう思っているから叩きたがるのではないだろうか。


 日本は、加害者の人権を保護しすぎる。

 少年法がいい例だ。


 パチンコに行くことは罪ではない。

 デリヘルの利用も罪ではない。


 だが、リスクは大きいと知らしめる、いい機会だと思う。

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