第59話 報道の自由?あるわけねぇだろ‼

 コロナの報道、総理の歯切れの悪さ…

 奥さん花見だそうで…優雅ですな…。


 それは置いておいて、報道とは本来、何処にも遠慮などいらないはずである。

 だが…遠慮しなければならないのである。

 新聞記者などやっていた私に言わせればあるのだ。

 スポンサーである。

 逆らえないのだ。

 例えば、酒造メーカーがスポンサーの場合、酒の批判はできない。

 肉屋がスポンサーなら狂牛病とか書けないのだ。

 これが現実である。


 政治はなぜ、強制的に封鎖できないの?

 できないのだ。

 ホテル営業しないでとは言えないのだ。

 酒飲み行かないで…パチンコ行かないで…言えないのだ。

 そこのTOPがね…

 自粛の真逆、旅行券配るとか言い出すのは、自身の後援会、有権者の為である。

 政治家の言う国民とは自分を後押しする有権者のことである。

 それ以外は国民ではない。


 だから記者会見も、我々の聞きたいことは質問しない記者が多い。

 それは…スポンサーの顔色を気にするからだ。


 結局ね、民意など汲み取らないのが政治と報道なのだ。

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