第7話 マイクロプラスチック

『マイクロプラスチック』御存知だろうか?

 待機中に待っている微小なプラスチックである。

 花粉のように舞い、実は南極にも到達しているという…


 なにが怖い?

 我々は、プラスチックを知らず知らずに体内へ摂り込んでいるのだ。

 当然、排泄物にも混じっているそうだ。

 赤だの黄色だの緑だのというプラスチックが混じっているのだ。

 出るならいいじゃん?


 いや摂取量が、このまま増えて行けばどうなるか?

 体内にも蓄積される。

 そして…カラフルな脱糞となるわけだ。

 プラスチックというのは便利だが、土には還らない。

 永遠に大地に蓄積し、待機を舞い続ける。

 汚染というのは、人間が犯した最も重い罪なのかもしれない。

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