第180話―ロックマンゼロで遊ぶ―
小学生に遊んでいたロックマンゼロがダブルヒーローコレクションとして機種PS4で発売した。
それにストーリーは心が踊る熱い展開。策謀が走り
そんな魅力的でシリーズ6作品が入っている。すくまに最寄りのゲームショップで購入して今すぐにはせず比翼の勉強を見たり執筆。
15時になると比翼の勉強を終わらせさっそく俺はゲームを始めようとする。
「おにいちゃんそれなんのゲーム?」
「ロックマンゼロだよ」
「ふーん?」
気になったのか比翼はローテーブルに置かれているパッケージを
「よかったら少しやってみる?」
「うん、やってみる!」
男性かなと発言してから思った。
けどゼクスからは主人公の性別を選べるわけだから女性も人気は
あるってことだろう。
ダブルヒーローコレクションからは一緒にステージを遊ぶシステムがある。協力プレイではなく悪魔で一人で挑み同時にプレイすること。
「やあぁぁ!?ま、まさか早くやられるなんて・・・」
無印(原点で最初のシリーズ)ロックマンゼロを初めて初心者の比翼は
まぁ、何度もゲームオーバーするとそうなる、過去の俺も昔の
「そんな比翼に朗報。コレクションになってから難易度が下がった設定で遊べるんだ」
「・・・真奈のようにカッコよく反論したいけど
魔法を使えない下民であるわたしには・・・その選択しかない・・・のか・・・・・くっ!」
いくら何でもゲーマーとして
Zセイバーで空中からの回転攻撃や汎用性が高い銃による攻撃して
進んでいき、ボス戦に入る。
数十年前に戦ったボスのパターンは覚えていたけどタイミングを逸して大技をもらいピンチに陥る。
そこで、ピンポーンと響く。
「おにいちゃん開けに行って」
拮抗しているがもう少しで倒せる場面だが。
「・・・ライフをくれてやる」
「おにいちゃんが真奈のようなセリフを」
俺はコントローラーを置き間断なく攻撃を受け体力ゼロになり砕ける。悲しいかな、悲しいかな、悲しいかなまた重ねて悲しいかな、と弟子の
「ただいま、お兄ちゃん。
だぁぁい好きです!その、えーと愛しています!ずっと慕っています!!」
連続、愛の告白を放つ冬雅。
アサルトライフルが乱射のような告白をする冬雅、その顔には軽い気持ちや冗談はなく満面な笑みと赤面で強い感情を
「あ、ああ」
「冬雅、少し自重とかした方がよくない?」
「はい。もっと伝えたいです自重していますよ」
「ハァー、これで自重って・・・・・」
真奈が頭を抱える気持ちはなんとなく分かる。俺もこれが自重だと!?って思った。それ以上されると理性よりも恋情のような感情に好きだって返事しそうになる。
今日は冬雅と真奈だけのようで二人を居間に。
「あれ?お兄ちゃんまた比翼のためにゲーム買ったのですか?」
「いや、俺が好きなゲームだよ。比翼は興味を持って遊んでいる」
「へぇー、わたしもやってみようかな?」
どうやら冬雅も興味を
「それじゃあやってみるかい?」
「えっ、あっはい!」
コントローラーを冬雅に渡し最初から始める。比翼は不満はなく
合わせる。
「お兄さんが楽しそうにするなんて珍しいですよね」
「そうかな?まぁ、興味を持ってくれたのが無意識に嬉しかったかもしれないなぁ」
「ふーん・・・」
ソファーに座る二人の後ろで立つ俺は隣の真奈に昔のハードで遊んだゲームを話をした。手を繋いだまま昔のハードなのに普通に通じたのが真奈らしい。
「お兄さんよかったら二人で競争しませんか?冬雅達が十分に遊んだら」
「ああ、経験値なら真奈の百倍はあるから負けないぞ!」
そして、時は来た。
冬雅と比翼は満足してコントローラーを置く。二人ともゲームを積極的にやらないので交代となる。
約束の履行を、真奈と画面を半分になり競争してクリアーを目指す。
「見ているよりもテクニックがいる!なっ!?ひゃあ、きゃああぁぁぁ!」
真奈さん楽しそうに叫び弾けるような笑みでどんどん進んでいく。
「さ、さすマナ」
俺は真奈の腕に震撼した。最初は慣れず落ちたり簡単に避けられる攻撃を受けていたが、徐々に腕が上がっていく。
「お兄さんそれ、やめてくれない!ワタシの名前をイジらないで遊ばないでよ」
「「さすマナ!」」
「あぁぁーー!比翼もそれに冬雅までもぉぉーー!?」
そしてお互いボス戦と進む。
俺は昔の攻略を思い出しながら避けては攻撃していく。真奈は早々とゲームオーバーになり再戦する。
「その攻撃は読んでたよ」
真奈はボスの攻撃をすれすれ避けて反撃する。深いはせず無駄のなく
「単調でしたね」
そう清々しい表情でボスを倒した真奈。先程ゲームオーバーになったのに見違えるほどだった。
「冬雅おねえちゃん何なんですかあの動き!ヤバいよ。怖すぎるんだけど!?」
「だ、だね」
引き気味の比翼と冬雅。分かる俺も
「あかん。リアルなノーゲームノーライフだ」
「お兄ちゃんが壊れた!?」
ノゲラのフルタイトルして急に読みたくなった。それはともかく冬雅が背後で驚いている。
懸絶たる差、雲泥の差、天と地ほどの差に改めて真奈は恐ろしい腕だと再確認を心に刻んだ。
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