ハワイ占領

太平洋艦隊を殲滅した事で海軍はハワイを占領する事に決定!!

サイパンから栗林大将(昇任)を同行して貰い、硫黄島の兵団も輸送船で護送。


大和の艦橋で豊田長官と栗林大将が会話。


「豊田長官殿、この大和は凄いですな。まさに大船ですね。」


「いえ、この大和でも航空機支援無ければ・・彼等と同じ宿命なのです。」


栗林には海軍の機密、ナカタユウジの秘密を教える事にしたのだ。

ユウジが居なければ今頃はレイテの深海に武蔵は撃沈。

信濃も撃沈されてたと言うと、絶句してた。


だが彼の出現で帝國は変わった。

まだ陸軍上層部までは手つかずだが、徐々に航空機も配備し、

陸海軍の垣根を取り払えればと考えてると言う。

既に重爆部隊にはB17やB29を配備、訓練開始。


ハワイ占領後にはハワイ各地に進駐予定です。

なを、中島、三菱の各会社でエンジン、機体のコピーは完了。


ことエンジンに関しては日本は未だに遅れております。ハイ。

戦時の今だからこそ窃盗もし放題ですが、まあ先の事は戦後。

今はアメリカとの講和を目指します。


艦内の印刷機で英語のビラを大量に作成。


写真は滅びた太平洋艦隊の写真。


そして今から進軍するが、降伏するなら祖国に帰す。

断るなら徹底的に潰す!!

と、印刷。


そのビラを水星に搭載し、ハワイ各地にバラ撒いて貰います。


デマと騒ぐのは覚悟の上。

まあ彼等にゃ反撃手段皆無ですがね。

航空機は全てユウジが奪いました。


全くとんでもない人間が現れたモノです。(;^ω^)


>お前が言うなって?失礼しました。


脱線はさておき、ハワイ占領前の紙ビラ爆弾は相当の破壊力を発揮しました。


アメリカ住民は空母以外の艦隊が居ない事に現実味を感じ、恐怖心を持ちます。

沿岸住民は沖合に浮かぶライジングサンを見て恐怖。

太平洋艦隊総司令部に何とかしろ!とデモが発生。


帝國も軍隊はともかく、一般市民を殺害したくは無いのです。


最も米軍は日本人をサルと見下し、ドイツには投下しなかった原爆を二発も投下。


色々言い訳しましたが、白人相手には躊躇しても黄色人種はサル扱い。

ハルノートも(作者の個人感想です。)サルノートと思ってます。


さて、紙爆弾をハワイ全土に巻き終え、艦隊は真珠湾入口に停泊。

主砲の向きは・・・・太平洋艦隊総司令部です。


「こちら大日本帝國海軍。貴国の太平洋艦隊は全て殲滅した。

残すは空母のみ。

基国が抵抗する覚悟あるなら、只今より作戦行動する。

もし降伏を受け入れるなら太平洋艦隊司令部の撤退、

米国市民の本土撤退を条件に降伏を受け入れる。」


と、巨大拡声器で真珠湾沖から恫喝。>もちろん英語です。(;^ω^)


試しに一発空砲で46cm主砲を空に向け砲撃すると・・。


司令部に市民が殺到。


このままでは殺される、降伏しろ!と騒ぐ。

せめて反撃可能ならともかく、航空機の無い米軍は無力。


どうすれば・・・と迷うが、答えは一つだけ。


「市民の安全な退去を約束してくれるなら・・我等は降伏を選びます。」


と、回答。


平和に解決して良かったと安堵です。


で、祖国回航には・・ドンガラの空母でアメリカ国籍市民だけを回航。

下手な輸送船より余力ありますね。


非常時には空母最強っス。(;^ω^)


荷物は着替えと預貯金のみ。

動物は現地解放。


抵抗もせずにアメリカ国籍のハワイ人は退去に応じ、空母で母国に帰国。


元々ハワイ人種の方はそのまあと言う事で確定。


艦隊潰すと楽ですね。


比島はマッカーサーが来れないので山下奉文大将に善政をする様に警告。


陸軍もアホ士官はバンジーダイブで更迭したので暴れる士官は減ったと聞きます。


そんな感じで空襲も特攻も比島沖海戦もない昭和19年は暮れを迎えました。


あ、東海大震災は歴史通り発生。

ですが、湾岸地帯の三菱航空機は三重の鈴鹿に移転。

零戦の生産は終わり、烈風も中止のため、グラマンF6F雷電のコピーに

移行してたそうです。


被害は移転前の工場が倒壊した事程度で済み、安堵しました。

設計陣はそのまま名古屋港設計部で仕事を続けるそうです。

鈴鹿は田舎ですしね。(;^ω^)


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ハワイ攻略は平和的に解決。

空母は勿体ないけど市民を送り出すなら空母一択です。

ドンガラですしね。(;^ω^)


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