第32話
霧がひどい。私はこの地球上でひとりなのかもしれない。それくらい濃い霧。何も見れない。ここでは一切の物理法則は通用しないのかもしれない。ある映画を思い出す、そこでは化け物が霧とともに現れる。そいつらは絶望的なほどにみえるがそうではなかった、なのでその場の人々もだ。私はここからでられる。
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