第3話 荷造りと装備
旅行日程とお宿を決めた熊一家ですが、産後は実家に帰ることもなくお家でのんびり暮らしていたので、こぐまちゃん連れで長旅をしたことがありません。
どういう装備で行こうか、交通機関は何を使うか考える時間です。
◆装備の目標:とにかく身軽に◆
0歳児連れのお出かけは、それだけで荷物が多いです。こぐまちゃんは幸い母乳を飲むので重くてかさばるミルクセットは必要ないにしても、離乳食が3回食に進んでいたので、旅行となると大量の離乳食が必要になります(※1)。そのほか、オムツ・おしり拭き・お着替え・タオル・水筒・赤ちゃん用おやつ・お気に入りのおもちゃ・ゴミ袋・オムツ換えシート・乳幼児お風呂セット(赤ちゃん用石鹸、スキンケア用品一式・沐浴布・湯温計・塗り薬)などなど、おっきいリュックはこぐまちゃん用品だけでもうぱつんぱつん。
なので、余計なものは持ち歩かなくていいように以下の対策をしました。
・イベントに関わる荷物は全部会場に宅配搬入。
・2日目夜以降に必要なもの(3、4日目の着替え・オムツなど)も、宅配搬入のイベント荷物と一緒に入れる(ホテルに送っておくことも考えたけど、箱の空いた場所に入ったので)。
・1日目夜以降の離乳食は現地調達(※2)。
・大人の着替えは、かさばらない素材にする。夏なので、薄手のスカートやワンピース1枚とかにしました。
また、郡山までの交通機関は新幹線と決めていたので、狭い車内とか東京駅での移動とかを考えて荷物の持ち歩き方もイメトレして、こんな風にしました。
・リュックに諸々詰め込んでいたけど、ぱつんぱつんすぎて身動きがとりにくいので、リュックをやめて荷物を旅行用キャリーカートに。
・お財布、スマホ、ハンカチなど、身に付けるものは最低限にして軽い斜めがけのサコッシュにイン。
・こぐまちゃんの食べ物、おもちゃ、オムツ用品はすぐ出せるように(いざとなればベビーカーをすぐ折りたためるように)一纏めにしてベビーカーに引っ掛け。
こぐまちゃんはまだ歩けなかったので、ベビーカー移動を基準に考えました。
ただ、新幹線の座席では抱っこになるので、体に身に付ける荷物をとにかく少なくするため、リュックはやめて地面に置いておけるキャリーに変更。
おうちのひとと二人で移動なので、一人はベビーカー、一人はキャリーカートを転がして歩き、必要なときにはいつでもすぐにこぐまちゃんを抱っこできるように体をあけておけるような装備にしました。
なんとかイベント荷物を送り出し、装備を調えた熊一家。次回第4話「新幹線とベビーカー」をお待ちください。
まだ歩けないこぐまちゃんと、新幹線をどう乗り切るか、書こうと思います。
※1:離乳食/3回食
授乳で栄養をとっていた赤ちゃんが、離乳してご飯が食べられるようになる練習期間。
まずは1日のうち1食を離乳食に置き換え、徐々に2回食、3回食に進んで、大人と同じ食事リズムに調えてゆきます。
こぐまちゃんは5カ月から離乳食をはじめて、この頃には朝昼晩の3回食+授乳1回という段階でした。
※2:離乳食の現地調達
離乳食は水分が多くて傷みやすいので、暑い時期に自分で作って持っていくことはできません。なので、パウチのベビーフード(主食とおかずがセットになったお弁当タイプ)を利用することにしました。
ベビーフードは、ドラッグストアーのベビーコーナーに売っているので、郡山駅周辺のお店で調達できると信じて、行きの新幹線で食べる分だけ持参しました。
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