空が紡ぐ私の軌跡
やなぎ
想いは遠くに
遠くが光っている。私の見つめる先はずっと光っている。光を掴もうと追いかける。掴みたい、掴めない。光は私の目の前にあるのに。
『あの光はどうやったら手に入れられるんだろう。』
そんなことばかり考える。
毎日毎日同じことの繰り返し。今日も昨日と変わったことなんて何もない。朝起きて学校へ行って勉強し、家に帰って寝る。ただそれだけ。
友達だってそんなに多くない。友達と言っても少しの言葉を交わすだけ。私は人と深い仲になることを避けて生活している。
本当は私もみんなと同じように楽しく高校生活を送りたい、そう思っている。私も送ろうとすれば、楽しく送れるはずだ。
きっといつか、忘れてしまうけれど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます