第18話 頭脳派の労働
コロナ世代の頭脳派労働者たちは、家にこもって、テレワーク。
1日のノルマをこなしたら、あとは自由。
イタリアでは、何もしない悦楽を楽しむという、美徳がある。
パスタを作ったり、チンしたり、またはチャーハンを作ったり、出前だっていい。
美味しいものを食べて、あとは、好きな体勢で、ボケっとするだけ。
俺はホームレスもやったことがあるけれど、なりたくてなったわけではなかったから。
半年くらいで、精神病院に送られて、今は、微々たる賃金をもらう、フーテンに近いニートだ。
罪悪感はない。
感謝の気持ちも忘れずに持っている。
今日のテレワークはこの文章を書き上げること。まだまだ、書き足りなかったら、他のエッセイを書くこと。
それが、ノルマだ。
僕のこの仕事は、会社のプログラムには、入っていないから、雑貨製作という名目にあたる。
本当のノルマは、イラストを1枚描くこと。
10分で終わる。
夜ねれない僕は、黄昏時に仮眠をとり、回復する。
それまでは、イタリアンタイムだ。間違っているイタリアンタイムだと思うが。
時の流れ方は人それぞれ違う。
パーリ語の仏典には、人は必ず死ぬと、強い口調で書かれているが、サンスクリットの般若心経には、不生不滅と説かれている。
ミャンマーやフィリピンなどの国は、パーリ語の仏典が伝来されたとされているが、本当は違う。元の言語はサンスクリットが由来だ。
仏陀も元はサンスクリットだ。
死にたがりがいて困る。
死とは、選びとるもの。
自信、自らを信じられるようになることを持つこと。そうすれば、自由だ。
頭脳の労働は、この文章を書くことだ。
さぁ、あとはギターを楽しみ、オシャレを楽しもう。人生謳歌だ。
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