第8話 ココロのリハビリハウス



ここは、ココロのリハビリハウス

何にもなくて、真っ白な時間が流れて

余白を刻むところ


スマートフォンが友達で、着の身着のままだった僕は、ネットオークションで物欲を満たす

ジーンズ チノパン パーカー ライダース

ティシャツ パンツ スニーカー

果ては太鼓にスケートボード


それでも余白は流れていく

なんでもあるが、何にもない


この余白に爪痕残そう


創作しよう


ベッドの上というほら穴で、文字が降りるの待ってみて、真っ白なページの上に爪痕残す、純真無垢な言葉が残る


ココロのリハビリは進んでいるのかな?

自分に優しいように、人にも優しくなれるのかな?


夏がくる、ここには花火も祭りもないけれど

着々とココロのリハビリ進んでいく

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