276.終わり



「おいしい物ってすぐ食べ終わっちゃうじゃないですか」


「幸せな時間ほど短く感じるからな」


「なので極小のスプーンを作ったんです。これで食べれば、なんでも……長時間かけて……くそ、食べにくいですね……」


「ストレスになってるじゃねぇか」






―――――――――――――




※以下、作者からのお知らせです。



 いつもお世話になっております。作者の砂竹です。

 まずは急に更新が滞ってしまった事をお詫び申し上げます。

 原因としては、ここの所自分の中で葛藤が続いており、ネタが思い浮かばなくなっていたこと。その上で体調不良が重なって更新が出来なくなってしまっていました。現在は回復していますので、こうして更新させていただいた所存です。


 さて、いきなりではありますが、本作品『なんとなくショートショート』はこの話をもって一旦終了としたいと思います。

 といっても完全な終わりではなく、タイトルを変えて『2』のような形で再開しようかと思っています。

 ここに先ほどの葛藤の話が関わってくるのですが、有難いことにこの作品も200話以上も続けさせてもらえました。それに関してはひとえにいつも読んでくださる皆さんのお陰であると考えております。

 ただ、最近ではこの作品は決まった方々にのみ読んでいただける状況が続いておりました。

 それが悪い事とは思っておりません。しかし、この作品のコンセプトは別の所にありました。

 「少しの時間で気軽に読める、ちょっとした暇つぶし」。これがこの作品のコンセプトであり、書き始めた理由です。

 一話毎の読了時間が数秒とはいえ、200話以上もある作品を「気軽に読める」とはとても言えません。それが、新しく読んでくださる方が少ない原因の一つにもなっていると考えています。

 

 なので、タイトルを変えて作品を仕切り直したいという結論に至りました。

 次の作品でも、引き続き今まで通りの先輩後輩の掛け合いになります。それに加えて、新要素として別視点の二人による掛け合いも混ぜて行こうかと考えています。

 一話毎の文量は変えませんので、気軽に読める点は変わらないと思います。


 それでは自分からの挨拶はこの辺りで締めさせていただきます。今まで本作品をご愛読いただきありがとうございました。

 一週間後くらいに続編が上がりますので、よろしければ引き続き読んでいただけると幸いです。

 長文・駄文大変失礼いたしました。


 ――砂竹 洋

 

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