どうして私がアイドルに!?~28歳のアイドルプロジェクト〜

さくらーら

まさかの!?

「おーい!ヒヨリ!聞いてるの!?」

私は驚いて目を見開いた。


ごめん、ぼーっとしてた…


今日は、親友のサキと久々にカフェで

会っている。

最近仕事で疲れているせいか全く話を聞いていなかった。


「もー!ちゃんと聞いてよ!!

ヒヨリさ、アイドルやってみない!?」


あーいいよ…

ん??

はぁ!?!?なんで!?


「今、うちの事務所が20代のアイドルプロジェクトしてんの!!ヒヨリ、かわいいし盛り上がると思うんだよね〜」


たしか、サキはタレントスクールの運営チームで働いてるんだっけ…


「来るには来るけど他のオーディションより応募が少ないらしくって…ね!?一生のお願い!!」


いやいや、あなた一生のお願い何回使うんすか??


私は独身28歳工場勤務、ごくごく普通の人間。

親友のサキのお願いはなかなか断われず結構聞いているが今回は…この年齢だよ??

さすがに無理だろ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る