第17話いざ、試験へ!

以外に服装がカッコイイ!


あれから2時間が経とうとしている。


イリムさんが、何十回と試した末に決まった服装だ。


服装はワイシャツ(左腕のは切って加工している)の上に黒色のベストを着用している。ズボンの方はスラックスを着用し、靴は革靴寄りのハイカットスニーカーを履き、最後に黒の所々に革の施しがされてるコートを羽織った。


なぜコートをちゃんと気ないのかだって?


片腕だけ通すとなんかかっこよく見えないのだ。


この姿をお姉ちゃんに見せた瞬間すこし鼻血を出してた。


これを一式買った後もう宿には泊まらず、王城に向かった。


そう、四天の騎士ことお姉ちゃんは王城に住んでいるのだ。


そういえば試験の日時を聞いてなかったな。


「お姉ちゃん、学園の試験の日時ていつかわかる?」


お姉ちゃんが、それを聴き答えてくれた。


「確か〜、明日の朝だったはずだよ。」


結構早いなまあ、唐突だったから仕方がないが。


俺は、流石に朝が早いので先に寝ることにした。


日が昇り始める頃、俺は城内の庭にて朝の訓練をしていた、これだけは毎日欠かさずこなしている。


すると、さっきまで誰もいなかったのに背後から突然足音が聞こえる、俺は振り向き構えるするとそこには、王様がいた。


俺は、すぐにひざまずき挨拶をした。


「おはようございます、王様。」


すると、王様は急に吹き出した。


「プフ!アハハハハ!」


俺は、王様のこの状況に完全についていけない。


すると王様がヒイヒイ言いながら俺に話してきた。


「よいよい、我とお前は年が多分近いからな、あ、そうだ今日だったな!我は楽しみにしているぞ!」


と、言ってきた。


俺はその期待を裏切らないようにと言う思いで話した。


「力の全力で戦います。」


王様は、急に目を細めて優しい微笑みでこう言った。


「きっとベルのためにお前が呼ばれたのかもしれんな。」


ん、?お姉ちゃんのため?どう言うことだ?


俺がそのことについて聞こうとすると、話が遮られるようにして側近の執事が口を開いた。


「もうそろお時間でございます。」


すると王様はキョトンとした顔で言った。


「おお、?そうか、じゃあ試験、見ているからな。期待している。」


そう言って王様はすぐに立ち去った。


あの歩き姿かなりの実力者だ。


2時間ぐらい経って、支度をして王城を出る。


10分もしないうちに学園についた。


そこにはテントのようなものがあり、俺は、そこに向かった。


そこには女性が二人いた。


俺はその人たちに話しかけた。


「あのーすみません、入学試験に来たんですけど。」


すると女性の一人が話に返事をしてくれた。


「お名前を教えていただけますか?」


そして答える。


ユウト・アルサーマルと。

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