第6話 ツインソウルの話(もろSFファンタジー)

ツインレイとも言われる(のか?知らんけど)

古代ギリシアの哲学者も言っていた、

魂の〈片割れ〉の事。自分の"半身"の事。


〈一なるもの〉から飛び出した〈存在〉が、

この世に人として生まれるため、どんどん分裂し最終的に〈陰陽〉、つまり〈男女〉に分かれた…。

その片割れに出会えたなら、半分のものが完全になるわけなので、

仕事で成功し、健康と美しさも増し増し!

人生全般うまくいきまくり!

と言う話があるようですが。


なぜか、巷の女子の中には〈運命のひと〉的な意味で捉えている人がいるように見受けられる。

私には、恋愛関係に限らないと思える。

例えば、親子関係や仕事上のパートナー。はたまた、見知らぬ国の見知らぬ人であるとか。


そもそも、自分自身の魂のレベルがある程度上がっていないと出会えないそうな。


私は三月前に、自分の〈片割れ〉が

同じ国の同じ時代に生まれている、と知った。

彼は昨年の秋に生まれたばかり。つまり、恋愛関係には、到底なれない。


それでも、この事を知った事自体が

途轍もない奇跡と言える。


近年知り合った、とあるサイキッカーに、

彼の名前まで教えてもらった。

『あなたが、海と星が好きだったから、彼はその名前を選んだのですよ』と、彼の名前の漢字も教えてもらった。

なんという奇跡…


(補足1:『自分の名前を選ぶ』のは、よくある事。生まれた赤ちゃんの名前を、親や親族が知恵を絞り頭を悩ませ付けている、としても、同時にその赤ちゃん自身が選んだ名前である事が多い。なぜなら、魂の世界には〈時間〉という制約がないから。…う〜ん、アタマが悪いから上手く説明出来ないなぁ…感覚的に"わかって"いる事だから余計に言葉にならないわー)

(補足2:大抵の人には信じられない話だが、私は自分の〈片割れ〉に、彼が生まれる前に会っている。くだんのサイキッカーは、その肉体をいろいろな存在達※とシェアしていて、その存在達のひとりが彼だった)

※かつて地球人だった魂や、精霊などがいます。

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