第7話【流行りに乗った異世界転生】


私はタピオカおじさんの後を追うように、車道へ飛び出した。


当たり前のように衝突し、自分の手足が宙を待ったのを両の眼で確認出来たほどだ。


運転手は驚いていた。

1日に二人も轢いてしまっては、可哀想だがしょうがないよね?


目が覚めたらそこには――――


【タピオカが人類を脅かす存在へと昇華していた世界だった】


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