連絡がなくなったら死んだと思って

あなたはそう言っていた

私はその時

あなたの存在はずっと変わらずにるなんて

馬鹿げた夢を理由りゆうもなく信じていた

だけど今

あなたとの連絡は途絶とだえたまま


本名も住所も

何も知らないあなたの生死を

こんな形で推測すいそくすることになるなんて


あなたは本当にずるい

ずるいし、卑怯ひきょう

思わず口から「本当に( )」

なんて言葉がれ出た

届くはずもないのに

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