コミカルに見えて結構な綱渡りな状態じゃないのか
どんどん状況がやばい方向へ行っていないだろうかとビクビクしていましたが
最後には温かなものが残りました。

半分の少年の乾パン以降の変化は、とある漫画の、誰かの祈りがないと魂は安息の地に行けないというセリフを思い出しました。

また、1人取り残された主人公の、どうして一緒に連れて行ってくれなかったかという気持ちと、死が怖いという気持ちに揺れて、彼が現れたのかとも思いました。
あと、ナイルってなんだと考え、ああ、あの通販サイトかと分かりふふっと笑いました。
良いものを読ませていただきました。ありがとうございます。

何かこう、怖いというよりは不思議、な感じが強かったです！
怖いはずなのに、主人公の言動と行動のお陰で怖さを中和してくれているというか。
でも逆にそれが不気味といえば不気味で……

面白かったです！

ホラーですが、ほんわかして不思議な温かみもあるホラーですね。
面白かったです。