　答えはバケモノです。

　何がだと思います？

　生まれ持った才能？センス？

　違います。

　神絵師や神文字書きには、努力を努力と思わない人が多いように感じます。というか高確率でそう。

　例えば「絵が上手くなりたい！」「面白い小説を書きたい！」と思って誰かが努力をしている横で、「楽し〜！！え？これ？練習じゃないです趣味です」みたいな。

　鬼ごっこ好きでやり続けてたら足が凄く速くなってたみたいな。

　レベル80だらけの村で育って気付いたら滅茶苦茶強くなってましたみたいな(題名忘れましたが、たしかそんなラノベありましたよね)。

　ここで言うバケモノ、というのは、言いかえれば天才ということでもあります。しかしそれは神から与えられたものではありません。

　自分好みの文章とは何か、自分好みの絵はどういうものか。

　そういう目標や理想が明確であるのはこれまでの人生で、その目標や理想を自分の中で確固たるものに出来るほどの目を養ってきたから……つまり、自分の持っていた『興味』や『好き』のなせる技ではないでしょうか。

　誰かがボーッとしている時間で、作業をしている時間で、頭の中でずっとその『趣味』を楽しみ続けられるような、そんな才能を持つ人が、所謂『神絵師』や『神文字書き』になりやすいのではないかと思います。

　まぁつまり、全力で楽しみましょう！！！

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