紅茶、コーヒー、おにぎり派
いつぶりの更新なのでしょう。体感一年くらいあいた気がします。お久しぶりです。
ということでゆるゆる語り口調に戻します。
最近ピッコマで『純喫茶ねこ』という漫画作品をちまちまと読み進めているのですが、その中でコーヒーの淹れ方についての文面を見かけました。
最後の一滴がゴールデンドロップと呼ばれる紅茶とは違いコーヒーは最後までコップに注いでしまうと雑味が出てしまうので、それを防ぐ為に最後までは注がないようにするんだとか……。
それを読んで、ふと小説の書かれ方をその分類で例えられるのではないかと思ったので例えます。
【紅茶派】
最後の最後の一文にインパクトを凝縮する派閥。所謂どんでん返し系?
作者の作品で例えると『俺、あと5分で成仏するらしい。』等が該当します。
もっと簡単に言うと、最後の一文でタイトル回収をする作品などの、その作品を思い出したとき一番に浮かぶのが最後の一文……となるような作品です。
【コーヒー派】
敢えて展開を途中切りして終わる派閥。読者が終わり方や展開を想像出来るだけの余白や謎を残す系です。
映画で例えると『インセプション』などが該当します。
代表的な分かりやすいやーつーで例えますと、キャラクターのセリフの途中で終わったりする作品です。
告白するぞ!という片方の決意を出して両サイドの感情を描写して両片想いであることを察しさせて最後に『私、貴方のことが──』で物語を〆るみたいな。
【おにぎり派】
じゃあオーソドックスなはじめ中終わり構成、中盤〜終盤にかけて印象強いシーンが来る、長編に多い構成はというと、おにぎり派です。
いや飲み物に統一しろや!!と思うかもしれません。作者もそう思います。でも思いつかんかったんや。
しかしおにぎりといえば大体真ん中の方に具がありますから、案外的を射た例えなのではないですかね?
これについてはわざわざ例を挙げるまでもないとは思いますが、赤ずきんちゃんとか白雪姫とかなんか呼んだ後の感覚が食べ終わったおにぎりのように綺麗にすっきりな感じのやつです(書き手とは思えぬ語彙力)
皆様はどれが好きですか?
私はやはり、全部ですね!!
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