しっかり者。

「【 私 】はしっかりしてるからねー、」



「【 私 】さんはほんとにしっかりしてて、先生たちも頼りにしてます。」









またか。


みんな【 私 】のこと、なんも知らないね。







みんなに見えてる【 私 】は、

しっかり者で、テストの課題だって数日前には終わってて、周りのこと考えられて、自分の部屋がキレイで。







でも、ほんとの【 私 】は、

1日ずっとダラダラしてたいし、課題なんて前日に徹夜して終わらせてるし、周りに気を遣うのも疲れるし、部屋はそんなにキレイじゃない。



全部全部、周りによく思われたくたいだけなの。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る