キャンパス
雲の上から見下ろすと、■■が見える。
灼熱の炎に包まれた赤。
だだっぴろい海が広がる青。
力強い木々が生い茂り緑。
長いながい悠久とも呼べる時間、共に並び見つめてきた私はその■■を見るのが好きだ。
きらびやかな光に包まれ黄。
無骨さがにじみ出る茶。
雲ではない雲が作り出す白。
この■■に描かれる、極彩色の絵の具からなる芸術はたとえ全てが黒に染まったとしても私は美しいと唱えるだろう。
そう、例え全てがなくなったとしても。
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