第7話 ジープ島


ミクロネシア環礁に

ジープ島という無人島があります


管理者は吉田さんという日本人


今みたいに大人気になる前に

経営コンサルを依頼され行きました


当時は島丸ごと貸し切り出来たので

3日間無人島生活を楽しみました


直線距離は日本から近いものの

行きも帰りも約24時間掛かります


まずグァムまで行き

トランジットで8時間位つぶし

チューク州のメインの島まで飛行機で

約1時間半


そこで一泊して翌日

小型ボートで1時間弱掛けて

たどり着きます


島は全周するのに徒歩2.3分

島というよりも

海にぽっかり浮かんだ岩礁という趣


島内はシャンプーや洗剤等人工のものは

一切禁止


頭も身体も顔も貯水タンクに貯めた雨水

で洗います

もちろん暖かくないただの水です


リゾートというよりは

サバイバル体験に近いかもしれません


そのかわり


360度星空しか見えない

360度エメラルドグリーンの海しか見えない

一晩で流れ星が20個も30個も見れる


唯一無二に近い楽園です


将来、伴侶となる方を連れて

行きたい場所です


二人で生きる人生のスタートとして

まず最初に


360度の星空と360度の海を

一緒に眺めたい


と思っています




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る