第20話遅い

しこみとは、テレパシーである


この人形と予知の人形だけーー窓から逃がし、部室にいるであろう面子に助けを頼む


具体的には、予知で予測し、そこにテレパシーで伝え、みんなを集めたのだ


「アイスブリザード」


黒い絵に向かってーーこごえる風を送る


だけど、きいてないーーまた、あの動物たちを出す


「任せろ」「任せて」

少年が弾むーー床とか、壁とかを使って、ひじうち、ひじてつ

頭突き



部長が消えるーー黒い動物を爪で切り付けるーー相変わらず見えないうえに

一発で決めてる


だけど、数が多いーー二人だけじゃ数で押し切られる

「かりーー次にどうなるかを予知するのですわ」


ーー何とかする方法を見つけないと負ける


そうでる「とりゃーー」

黒い動物をレシーブして、トスすしているうさぎちゃん


「アイスブリザード」


「メアリ、占うのです、みなさまがたのためにそして、わたくしのために」


ーー少年と部長さんが疲れてきてる


占いで出たカードは「皇帝」--ということは、あれでいいはず

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