フリースペース 2019/10/3
ここ最近、胸が痛い日々を過ごしています。
というのも、大好きな芸人さんが二組、炎上しているからです。
色んな人が、色んなことを言っているので、「うわー」「あー」「うーん」と思い悩んでしまう。ネット断ちをした方がいいのかもしれないくらいに。
私自身、心のうちはずいぶんともやもやとしているので、それをうまくまとめて言葉にすることはできない状態だ。それでも、言っておきたいことはちょっとある。
すでに謝ったことに対しても、まだガソリンをかけてくる人がいるし、七年前のネタをやり玉に乗せる人もいたり。正義とは、義憤とは何だろうと思ってしまう。
この騒動のせいで、私の毎日の楽しみが一つ消えてしまった。いや、確かにYouTubeに残っていたらそれが標的になりそうだとは分かるけれど、M-1決勝進出がきっかけで消えるという形が一番理想的だったのに……。
あと、「日本のお笑いが死ぬ」と発言した某文化人さん。文化人がそんな大きな主語で発言してもいいのでしょうか? そっちの方が心配です。
清廉潔白な世界にしようとすればするほど、零れ落ちていくものは確かにあって、それの受け皿が「お笑い」なのだと思うから、余り純度を上げてもな……と考えてしまう。
ただ、だからと言って差別のネタはやってもいいのかというのは別問題であって、これは作り手も受け取り手もずっとずっと、答えが変化しても考え続けなければならない命題なのだろう。
一先ず私は、これから考えながらも、二組の仕事が減らないことを祈っています。
ちょっとヒートアップしてしまった。
ここから先はいつも通りです。
アメトーーク!で「このツッコミがすごい!」、ゴッドタンでも「お笑いを存分に語れるBAR2」が放映されて、お笑い好きにもほっくほくな一週間だった。
特にアメトーーク!は、粗品さんが出ていることもあって、四回ぐらい見ている。
ただ、私の横で見ていた母が、「褒めあっているだけじゃない」と言っていた。
いいじゃないか、褒めあっていても。ものすごい技術の殴り合いでも、中々評価される機会がないのが、お笑いの世界だから。
ゴッドタンも、ニコニコ動画の見逃し配信でドキドキしながら見ていた。
小沢さんが注目の若手の名前に、Dr.ハインリッヒを上げていたのが個人的に嬉しかった。確かに、彼女たちのネタには文学性がある。
ロンハーの、三村さんと粗品さんのサシ飲みも、なんだかこちらまで熱くなってきてしまった。
粗品さんが、東京進出きっかけに関東大御所のネタも見るようになった話は「おおっ!」と思う。二冠を取っても、変わらぬ向上心は本当に素晴らしい。
昨今、お笑いに関するものでも嫌なニュースが流れているけれど、それを吹き飛ばせるくらいに笑いたいと思いながら、私は今日もテレビをつけるのだろう。
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