今回の話には「チート」という言葉は似合わない気がしますね。
主人公の為に物語がある、という意味ではそうかもしれませんが。.

近年のチートラノベはそういったヒーロー像が皆無なんですよね。
読み手が自分とシンクロするための「楽して最強になりたい」っていう願望をかなえるだけの主人公が多くて……

実に共感できるご意見だと思います。

チートで私的に一番嫌いなのは、現代人が異世界に行ってチートを使って、平気で殺人を犯すタイプです。
相手が敵とか盗賊とかテキトーな理由を付けて、現代日本で育ったはずの主人公がまるでケンシロウのように平気で殺戮をする。
しかも努力をして身につけたわけでもないチート能力で。

私はその作者に言いたいですね。
お前は事故や負傷で死に至る人の場面に立ち合ったことがあるのか？と。
それがどれほど痛ましく、おぞましい事であるのかを知ってるのかと。

そこまではいかなくても、せめて大きめの魚とかにトドメ刺しをした事くらいあるのかと。

物語を書くならせめて「殺す」「殺される」という事がいかに重く、酷な事であるのかくらい知っておいて欲しい物です。
それを知ってる人間にとって、創作とは言えそんな事をさも当たり前のように、主人公特権で行う物語を読むと胸が悪くなりますから。

すいません、なんか熱が入っちゃいました(;^_^A

『砂の眠り 水の夢 (毎日新聞ミューノベル)』が2015年刊行だから冴木忍作品の代表作『卵王子カイルロッドの苦難』（92～95）は復活出来るんじゃないかな？　ただし今の時代だとライトノベルではなくライト文芸になりそう。

この時代の富士見ファンタジア作品、もう全然手に入らないんですよね。
好きな作品多かったのですけど。

カイルロッドは運良くまとめ売りを見つけた時に確保できたのでたまに読み返しています

すごくわかりやすかったです。
ありがとうございます。

ときメモ時代にやたら１８禁ギャルゲーをオススメされたのはそういうわけだったのか！
と、こちらを読んで納得できました。
ちょ、これスゴい！　と思ったから貸してくれていたのか、と。

確かに自分も、１８禁をしてからは他のギャルゲーを物足りなく感じるようになっていました。
遊び心、大事ですね。

懐かしいタイトルを見たのでコメントします。
友達が作者様のファンで、当時、借りて読みました。
今の自分は、「卵から産まれた王子」という設定と、「え、そこで終わるの？」という衝撃のラストしか覚えていませんが、こちらの文章を読んでいて、また読みたいなぁと思いました。