ND:618事件

618事件ろくいちはちじけんとは日本では、六月十八日午前、渋谷交差点から始まったとされる生物災害バイオハザード

日本での犠牲者の数は、およそ700万人。

世界同時多発的に起こった事から、現在は細菌兵器によるバイオテロ、との見方が主流であるが、原因となる細菌等は特定されていない。

この事件の際に発生した疑似生命活動を続ける遺体を、創作物になぞらえて、巷間では『ゾンビ』等と呼称する。

また、沈静化するまでの約一ヶ月を、日本のネット界隈では『618パニック』『ゾンビ地獄』等と呼称している。


発生した日付から、618ろくいちはちと称することもある。


なお、このまとめ記事の内容は内閣府が設置した『618事件における生物災害対策本部』のウェブページから許可を得て、引用している。




1 発生


六月十八日午前10:21 東京都渋谷区道玄坂2丁目にあるスクランブル交差点において、撮影された個体が日本初のゾンビということになっている。

また、米国ではニューヨークで六月十七日午後11:05に撮影された個体とされ

ドイツ、ベルリンでは六月十八日午前5:13 

パリでは同午前3:22 

ドバイでは同午前4:31 

と、時差を計算すると大体同じ時間帯に確認されている。その為、事前に計画されたテロであるという見方が主流であるが、現在に至るも、原因とされる細菌等、及び計画、実行した団体、人物、全てが不明のままである。




2 経緯


618事件は、時間経過において次のフェーズに区分される。


・フェーズ0(発生~6時間)

情報等が混乱した状況下において、パニック、それに付随する事故も多発した為、最も犠牲者が多く、かつ感染が多かった時間帯。

全感染者の8割がこのフェーズで発生したと言われている。



・フェーズ1(6時間~6/19:0時まで)

行政における命令系統の混乱が収まりつつあったが

ゾンビの猛威が最も振るわれた時間帯。感染自体は少なかったのだが

膨大なゾンビの群れは、麻痺状態にあった都市機能の回復を遅らせた。


また、日本憲政史上、最も自殺の多い時間帯と言われている。(←要出典)


・フェーズ2(6/19~約一週間まで)

行政機構の地方への移動が開始、各国との連携が開始され

自衛隊及び警察による、対ゾンビ作戦が展開された期間。

また、各地方自治体による、都市部から移動してきたゾンビに対する対策も効果を発揮し、ゾンビの数は激減した。


だが、都市部では万単位のゾンビが徘徊を続けた為に

餓死者、病死者が大勢出た。自殺者の数は減ったという統計が出ている。


また、天候等により、ゾンビの形態変化が起こり

無力化したゾンビが出始めた。


・フェーズ3(~7/16まで)

七月一日、自衛隊は第一空挺団をはじめ、約三万を東京都を囲む六方面から投入、奪還作戦を開始、地下施設等への入り口を封鎖することによって

七月十三日に作戦を終了した。

内閣は二日後に都内に戻り、翌十六日に首相による安全宣言が出された。



・フェーズ4(現在まで)

七月二十日より、警察庁との連携し、自衛隊は地下の掃討作戦を展開中。


地下施設等に紛れ込んだゾンビは、腐敗しているものの、感染当初と変わらない能力を持っている、と報告されている。




3 被害

これは明確な目撃情報、遺骸からの身元確認

及び、事件後に行政機関による身元の確認がとれなかったものを犠牲者、感染者と考える。


総犠牲者・感染者数:推定700万人 

事故等による犠牲者:3025人

二次被害者(ゾンビ等により麻痺・停止した病院等に収容されていた重篤患者等)1661人




・著名人等の犠牲者

推定が付いている人物は現在遺体が確認されていない

また膨大な数に及ぶため、こちらでは一部抜粋

一覧は別ページにて


大鳥一平太 文部科学大臣

網野京一郎 環境大臣

立花 衿子 外務大臣


芦屋きみどり子 HIYODORI(アインバンド所属:アイドルグループ)

赤町ふわみ 同

紫藤とっこ 同


伊達屋狭路 俳優

吉野幹高 俳優

浜田文美 俳優

HETUO 俳優


モンゴリアン・高峰です 芸人(力場興業所属:モンゴリアン・デスワムウ)

モンゴリアン・吉田です 同

川田一騎 芸人

へすしゃーる・伊佐山 芸人(推定)


間良沢 料理人・コメンテーター

伊勢 よしゆき 芸術家・コメンテーター


増子よりこ 歌手

かささぎじゅうと 歌手


→以下、618犠牲者著名人一覧




4 影響

あまりにも膨大なため、要約、詳細はリンク先を参照


世界各国の主要都市でゾンビが大発生したことにより

都市機能が世界同時に、およそ六時間無力化した。

→詳細は「世界同時停止」及び「沈黙の六時間」を参照


これにより、世界の証券市場は一時的な凍結を余儀なくされた。

損害規模の試算は現在に至るも正式には発表されていない。

→詳細は「black 18(暗き18日)」を参照



一部紛争地域での戦闘停止が確認された。

また、緊張状態にあった国家間で共同殲滅作戦が展開され

結果、終戦を迎えた地域があった。

→詳細は「神のいない日」「奇跡の赤」「ヘッドショットデイ」を参照



極地における、ゾンビは確認されておらず、安全地帯として

各国から避難民が殺到。

貧弱な装備と、足りない施設の影響で多数の凍死者、事故死者を出す。

→詳細は「極地避難民」を参照



5 報道


日本における各放送局は、社員の犠牲者の増加を防ぐために

六月二十日に取材の自粛を発表。

しかし、各社とも、ゲリラ撮影を続行する現場に対しては、自粛を求めつつも静観するという姿勢を見せた。

また、ドラマ・アニメ・バラエティといったレギュラー番組は

一部の放送局を除いて、六月二十五日まで放送を休止した。


また震災時と同じく、CM枠が各社自粛の為に、某団体で埋め尽くされたため、クレーム等が増加。同時にウェブにおける動画配信等の再生数が跳ね上がる現象を引き起こした。


新聞等はテレビ同様、社員の安全を図り、六月二十日に取材の自粛を発表。

同時に全国紙等の発刊も休止となり、六月二十五日までウェブ版を更新していくという形をとった。


報道規制の類は一切行われなかった。

これは当時の首相が、正確な情報の拡散こそが生命の安全を保障するものである、という理由による。

これにより、デマ等が拡散した、と一部の野党は主張している。



6 対策


政府は、六月二十日に618事件における生物災害対策本部――通称618災対ろくいちはさいたいを危機管理センターに設置。

同事件を激甚災害、及び特定非常災害とした。

また、各国政府と連携した、特殊危機対策本部も同時刻、立ちあげ、618災対と連携することを発表した。



7 原因


ゾンビ化は、特殊な細菌による、脳の炎症が原因とされる。

それに伴う譫妄状態が、凶暴化の原因である。

この細菌は口内に常駐し、咬傷等により感染、発症率は90%。

発症までの時間は個人差があり、三分弱から半日程度である。

(618災対の発表による)




8 事件後の様々な動き


追悼・慰霊・巡礼


被害が大きかった五大都市には慰霊碑等が設置された。

また、事件に関する書籍等の発刊により、舞台となった場所や慰霊碑に

巡礼する行為が流行している。

これにより、地域住民との間に様々な問題が発生し、問題視されている。


また一年を目安に五大都市で慰霊祭が開催された。


外部リンク

・618事件における生物災害対策本部-内閣府

・災害情報-国土交通省

・618事件関連情報-経済産業省

・618事件に関するお知らせ-警察庁

・618事件仮タイムライン-防災科学技術研究所

・618事件 証言アーカイブス

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