「貌を亡くしたもの」導入
ここに、一人の青年がいた。
彼は早くに両親を失い、姉と二人で長いこと生きていた。
しかし数年ほど前、そのたった一人の肉親が行方不明になる。
そして彼は群に所属しているアケノキショウを始めとした数人に姉の捜索を依頼した。
姉がいなくなってから、数年後の今になって、突然である。
……おかしな話だ。
そんなに大事な相手ならば、もっと早い段階で探そうとするだろうに。
さて。
時を同じくして、白辰からこんな依頼が舞い込んだ。
「古の剣が一年前に消失した。独自に捜索をし解決を図ったが、どれもが失敗に終わっている。そのため、群の者に捜索を願いたい。見つけた場合は報告を貰えれば報酬の一つとしてその剣を譲る」
とのことだった。
……あなたたちは青年、ミヤマウツワの依頼か、白辰による依頼によって動くことになる。
さて、この二つには一体何の関わりがあるのだろうか。
答えの欠片は未だ神の手の内にのみある。
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