日常2


やったやったやったぞ!!

ついに誘えたぞ!!

まさか本当に来てくれるなんて。

本当にびっくりだ、しかし驚きよりも喜びの方が大きい。

最初は笑われもしたが仕方がないよな。

10以上も年下から誘われてはいそうですかと素直についてくるわけがない。


なんであれ構わない、来てくれることに変わりはない。

さぁて準備しないとね!

予約や店までの道なども見ておかないとね

当日会ってから迷うなんて恥ずかしいことはしたくないし……


しっかしどこまで伝えたもんかね

全部言うと引かれるだろうしかと言って迎えに行けるわけじゃないから駅で待ち合わせるだろうけど言ったらある程度バレるだろうし……




いやしかし相手だって服だなんだと用意もあるだろうし……最初に場所を伝えておけば大丈夫か?

いやしかし…………



そんなことを無駄に考えながら

しかし考えること自体を楽しみながら彼は考えていく

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る